燕岳

(2023年5月1日~5月3日)

昨年の雲取山新年会のメンバー4人で5月連休の燕岳(2763m)を企画しましたが,Tさんが腰痛で行けなくなり,3名で決行となりました。とても天気がよく,北アルプス表銀座の風景を堪能することができました。夜行バス1万500円,小屋代1万5千円と結構お金かかりましたが,行ってよかったです。

メンバー:hさん,mさん。

2023年3月15日 燕山荘予約

燕山荘予約開始日の3月15日の数日前に燕岳行きを決め,3月15日予約開始時間にWebで燕山荘の予約しました。その日の内に予約が一杯になることは無かったようです。

2023年5月1日(月)

竹橋の毎日新聞社23:00発,毎日アルペン号で中房温泉へ。連休ですが深夜なので道路は全く渋滞していませんでした。バスは,途中,高速道路を降りて,八ヶ岳の美濃戸口に寄り,再び高速道路に戻り,予定通り翌朝6:00に中房温泉に到着しました。

2023年5月2日(火)

中房温泉の東屋で朝食をとり,身支度して,6:10出発。ほぼ快晴。

第一ベンチ

下山してくる人がアイゼンをつけていたので,まだ雪は時々現れる程度でしたが,第三ベンチでアイゼンをつけました。

私のアイゼンは40年前の学生時代のもので,装着して歩き始めると,きつい登りで,アイゼンが前にずれて,アイゼンのワイヤーはちゃんと靴のこばに掛かっているのに,アイゼンがどんどん前にずれて行って踵がでてしまいます。

今履いている登山靴,LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM LT GTXは,昔の登山靴より踵が細いようで,踵がアイゼン後ろの金属の柱の間をすりぬけてしまいます。そこで,金属の柱にテーピングテープを巻きつけてみました。それで,アイゼンがずれることはなくなりましたが,このトラブルで随分疲れてしまった。。。

合戦小屋あたりからは一面雪で,大天井岳,槍ヶ岳が見えてきます。

急な雪の斜面をどんどん登って,

最後に,燕山荘の手前の階段下で,看板の指示に従ってアイゼンをはずし,燕山荘へ。

チェックインして,燕山荘前のベンチでビールを飲みながら昼食をとり,再びアイゼンをつけて燕岳へ向かいました。しかし,すれ違う人は殆どアイゼンをつけていません。やはり歩きにくいので,めがね岩手前あたりでアイゼンをデポしました。山頂からは,剣岳から槍穂に至る大展望を満喫できました。

山頂直下 LA SPORTIVA AEQUILIBRIUM LT GTX


槍ヶ岳と穂高岳

剣岳

そして,アイゼンを回収して,燕山荘へもどり,またビール。よく飲むなー。

燕山荘は安曇野という部屋で,個室でしたが,窓が閉まっていて暗くて寒い。そして,燕山荘には暖かい談話室のようなものが無いので,夕食まで部屋で布団に包まっていました。夕食後もひたすら寒いので,ほぼ,布団に包まって,しべって,そのまま寝ました。

2023年5月3日(水)

昨日よりさらに天気がよい。抜けるような青空。小屋の朝食は5:00か5:50なので,ゆっくり5:50に朝食をとり,ベンチでコーヒーを沸かして飲んでから出発。

昨日アイゼンを外した階段下でアイゼンを装着して,引き締まった雪の斜面を快適に下る。今回ピッケルは持ってきていません。私は,ストック一本ですが,やはりこれで充分でした。

槍ヶ岳をバックに

遠くに富士山を眺めながら下る

合戦小屋では,hさんが行きに忘れた黒い手袋を回収することができました。合戦小屋のお兄さんがキープしてくれていました。

合戦小屋

第三ベンチより少し上でアイゼンをはずして,10時過ぎに中房温泉に到着。行きと同じ東屋で,大休止して,燕山荘でもらった温泉100円割引券を使うために,さらに有明荘まで歩きました。有明荘で温泉に入り,またまたビールを飲んでタクシーで安曇追分駅へ。12:29の大糸線にぎりぎり間に合い,松本で蕎麦を食べて,14:50あずさで帰京。私は立川で下車しました。


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