湯河原幕岩 コンケスタドール 5.12a
(2022年2月23日~2022年4月9日)
2月23日から訪れ5日約16便でRP。外岩グレード更新! ROCK TOPO
1月29日に湯河原幕岩の「もうじきバカンス」5.11cをRPしたので,その隣のコンケスタドール5.12aに挑む。
中央の岩が丸く剥がれているのがコンケスタドール |
2022年2月23日(水)天皇誕生日 トップロープ
梅まつりがはじまり,駐車場代500円と入場料200円をとられる(3月13日まで)。メンバー:$さん,O君,Jさん
アップの後,「もうじきバカンス」と同じ要領で,裏に回り,ビレーしてもらいながら,トップロープとヌンチャクをかける。
- 1便目:Youtubeで見たように登り始めることができない。
- 2便目:O君に,右足をあげないと右手のアンダーが効かないと指摘され,登り始めることができる。しかし右へトラバースができない。
- 3便目:右トラバースを何度もトライするうちに,凹んで見えない位置に右足をおけるスタンスを発見して,右トラバースに成功する。そして,3クリップのクリップホールドまで行けたが,その上のホールドが細かくて,トップアウトはできずにこの日は終了。体重66.6kg。
2022年3月5日(土)トップロープ
アリババ5.10bでアップすることになる。アリババははじめてだったが,3クリップ後フォール。アップなのにワンテン。メンバー:$さん,O君,sさん夫妻。
アリババ(1月29日撮影) |
コンケスタドールに移動すると,偶然,「もうじきバカンス」を一緒にやったWさんに会う。Wさんがトップロープをかけてくれる。トップロープを3便くらいやり,最後の便でトップアウトすることができる。結果的にワンテン。体重66.9kg。
Wさんは,ノーテンでトップアウトして,最後にリードをするが,右トラバースで落ちたりして,よれてRPすることはできなかった。
駐車場への林道から桃源郷方面 |
2022年3月13日(土)
sさん,Iさんらと3人で訪れる。sさんはゲイシャワルツをやりたかったらしいが,私と一緒にコンケスタドールをやることに。sさんはRPした経験があるのだが,肩を壊して,リハビリのためにリピートするとのこと。私は,前回トップロープでトップアウトできたので,今回はリードではじめる。
- 1便目:登り始めがうまくいかず何度も落ちる。よれよれで右トラバースするが,そこでも落ちて振られて,左に縦に走る岩段に足先をぶつけてとても痛い。
- 2便目:見ていたおじさんたちが,最初を楽に登る方法を教えてくれる。左から登り始め,右足を先に棚にあげ,さっと右手をアンダーで持ち,左足をふんばって左手を出す。何度か落ちつつ,ぎこちなく,力を使って右トラバースし,3クリップ目をかけることができる。
- 3便目:登り始めがすこし上手になり,トップアウトできた。結果はリードでワンテンだが,最後に鎖をつかむ。
sさんはトップロープではじめて,最後はリードでRPした。体重66.8kg。
2022年3月21日(月)春分の日
再び,sさん夫妻,$さん,O君らと6人で訪れる。梅まつりも終わり,一番上の管理棟前の駐車場に車を停めることができる。アリババでアップする。アリババRP(通算2便目)。
- 1便目:ヌンチャクをかけながら登る。登りはじめ方は覚えていた。2クリップかけて,安全のためテンションして休む。右トラバースも成功して,3クリップ目をかけるが,カラビナ開口部の向きを間違え,逆にするのにかなり力をつかい,トップアウトできず。
- 2便目:3クリップ目までノーテンで行くが,トップアウトできず。
- 3便目:3クリップ目でテンションして,ほぼゴールできた。が,ゴールに足をあげて,右手を出したところで大フォール。
- 4便目はよれよれで,ヌンチャクを回収するのがやっとだった。体重67.1kg。
2022年4月9日(土)
予定していた3月27日(日)が雨で流れ,その日,ジムの大前傾壁で左のケツを痛め,29日(火)に整形外科で,左臀部の軽い肉離れで全治2-3週間と言われる。筋肉が落ちないように,完全には休まず,ジムでは,簡単な垂壁を登ることにする。ちょうど垂壁のホールドが新しくなったので,一番簡単な5.8から順番に登るが,次第にグレードがあがって,4月7日(木)には垂壁の5.11bをRPしていた。左臀部は少しづつ良くなっている気がした。
発症から2週間経過するので,4月9日(土)にsさん夫妻,O君,$さん5人と湯河原を訪れることに。現地でU夫妻と合流する。ダークヘラーでアップして,
- 1便目:前回同様ヌンチャクをかけながら登る。2クリップ後のトラバースで落ちる。3クリップしてからテンションして,核心部を超え,右手をゴール手前の棚にかけたが,左足が決まらず落ちて,トップアウトできない。記憶よりつらい。登っているときに左臀部に違和感はないが,休んでいると痛い。sさんも気温が高くて足が滑ると言っていた。確かに,壁のホールドがテカテカ光っている。。。
- 2便目:出だしで落ちるが,登りなおして,その棚までノーテンで,かなり持ちこたえたが,フォール。
- 3便目:昼食をとってゆっくり休んで,14:00にビレーヤーと待ち合わせてRP。この時間は,陽があたってなかったので足が滑らなかったことと,出だしで落ちなかったのが勝因か。トップロープで6回,リードで10回目。。。(ニルバーナの20回よりはちょっと少い)。体重67.4kg。
帰りに湯河原で祝勝会。
車なので飲めなくて残念だったが,帰りの道は時間が遅く,空いてて快適,車で食べようと思っていたいつもの駅弁「炙り金目鯛と小鯵押寿司」は,家族のお土産に。
そして,この日飲めなかったことを理由に4/23にジムの近くで再度祝勝会をやって頂き,M師範にペツルのヌンチャクを頂きました。ありがとうございます。
自分の核心部の超え方
3クリップしてから,左手で目の前の小さいホールドをつまみ,右手を振り,左手を振ってから,左足をトラバースで使うホールド棚の右端あたりにあげて,左手で次のホールド①の左の方を持ち,マッチして,すぐに左手をすこし上の縦カチ②に出す。②を効かせながら,右手をしっかり持ち直して,左足をすこし上げ,次に右下を見ながら右足をあげて,右手をクロス気味にゴールの少し下の棚にかける。そして,左足をロープ沿い3クリップ下あたりに上げてから,左手も棚の奥にかけ,右手で棚の並びのガバホールドをもち,右足を①に高く上げて,左足を切って,左手を棚の高い所にだす。
以下は,2013年5月5日O君の動画。私のムーブとは各所で異なっている。
コンケスタドールについて
- グレードについて,木村三郎氏2011年01月12日「5.12aとしては明らかに易しすぎるルートだったが(5.11cからアップされた理由が完全に意味不明だったが),近年何度もホールドが欠けて,だんだん良い感じになってきた」とのこと。
- 名前の由来について,クライミングジムのM師範より「コンキスタドール:スペイン語で「征服者」の意。特に15世紀から17世紀にかけてのスペインのアメリカ大陸征服者,侵略者を指す」。
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